2XXXX年 地球上は地殻変動により壊滅状態となっていた。
生残った人々は絶望感から逃れる事が出来ず、只最後の時が訪れるのを待つだけだった。
しかし少数ではあるが、生抜く為に戦う人々もいた。
彼等は「幻蕪皇」なる人物の指導の元、絶望の底で苦しむ人々を救済していった。
希望を見出した人々は、指導者「幻蕪皇」の存在を神の領域へとのし上げ敬い、指導者「幻蕪皇」の存在自体が地球そのものという考えが定着し、数十年の月日が流れた。
初代「幻蕪皇」が没し、2代目「幻蕪皇」が指導者の座にあった。
初代同様に人々の信望も厚く、初代以上に慈愛を人々の与えていた。平和の象徴「幻蕪皇」は絶大な権力の象徴でもあった。
平和の影に争いを望む者が常存在している。
彼等は邪悪なモノと契約を交わし自らを与える代りに「幻蕪皇」の座を欲したのだった。
邪悪なモノたちは「幻蕪皇」を捕らえる事に成功した。「幻蕪皇」が捕られられた時と同じく、「幻蕪皇」の証である杖の宝珠が大きく8個に砕け散り飛び去った。
「幻蕪皇」をさらわれた側近達は「幻蕪皇」を救出するための人選を行い5人を選んだ。彼等には「幻蕪皇」をシンクロできる水・火・風の属性が備わっている者達だ。
「幻蕪皇」の居ない事に人々が気付く前に事を終らせる事が急がれていた。
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